23日に来日した張涛さんのオリエンテーションを武内さん、
陳さんとともにトレーニングセンターで行いました。
天津で4年間週2回2時間の日本語クラスを会社で受けていたそうです。
話す練習は月一回ほど行われる会話の授業ぐらいで、
ほとんど日本語の勉強は
「インターネットで日本のテレビ番組をみる」ことだったとか。
漫画はワンピース、NARUTOなど、数多くの日本の漫画を中国語で
読んでいます。中でもドラゴンボールは「男の子なら誰でも好きです。」
というほど、熱中して読んだそうです。また「ヒカルの碁」を読んで、
囲碁を始めるなど、漫画の影響をかなり受けていることが
わかります。日本の漫画を日本語でぜひ読んでもらいたいと
張さんにすすめました。
プログラムの説明では、「最初は漢字を使わない」「辞書を使わない」
学習方法に戸惑いながらも、「チャレンジします」と力強く宣言し
半年間辞書を預ける決意を固めました。
今まで日本のテレビ番組を教材にしてきたことから、日本にいる自分の
目の前にある物はすべて教材であることをよく理解していました。
「日本人は全員わたしの先生です。」張さんの口から自然に出てきました。
また、今回この研修に参加した理由に、「親と離れて生活した
ことがないから、自立したい。」「自分の性格を変えたい」など
日本語や日本文化の学習だけではなく、自分の殻を打ち破りたい
気持ちが強いようです。
送り出し上司からも、2007年卒業の劉梅さんからも、
「地震に気をつけて。」と言われ、1976年に北京近郊で起きた
大地震の経験者に話しを聞いてきたそうです。
「日本語がペラペラになりたい!私は目標が高すぎるでしょうか。」
と控え目な張さん。富士登山や陶芸をやってみたいものの、
「絶対にやりたい!」というものはない様子。
「餃子は作れませんが、ワンタンなら作れます。ホームステイ先の
台所を借りて作ってもいいでしょうか。」”控え目”ながらも、
積極的な一面も。
トレーニングセンターにある本物そっくりな偽物のチーズケーキを
本物だと信じて、口にしてしまった張さん!
「私は天然です。」
どこか憎めないこのキャラクターはどこでも受け入れられると確信
しました。
陳さんの話によると、張さんの故郷の天津は日本でいう”大阪”の
ようなところで、お笑い芸人が多いところだとか。中国語の
発音も天津では大阪弁同様北京語に比べて独特な特徴があるそうです。
張さんのアドベンチャーが、明日から始まります。
張さんのチャレンジ精神に期待しています。